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メイクでうまくごまかせなくなってきて、

「実年齢より老けて見られているかも…」
「セルフケアで改善するにはどうしたらいいの?」

などとお悩みではありませんか?

そこでこの記事では、

今日からできるシワ改善セルフケア
これ以上シワを悪化させないための予防法
を、カスタムライフ編集部が徹底調査し、詳しく解説します。

「もうセルフケアでは手遅れかも・・・」と諦めてしまう前に、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

今日から始められる簡単セルフケアでシワを改善し、老け見えを解消しましょう。

1.顔のシワの種類と原因

そもそも顔にできるシワはおもに3つの種類があり、それぞれの原因に合った正しい対策ができれば、セルフケアでも改善が期待できます。

◆顔のシワの種類と特徴

顔,しわ,改善
なかでも深く現れる「真皮ジワ」は、表情を変えなくても目立つうえにメイクでカバーするのが難しいため、日常的に最も気になりやすいシワです。

真皮ジワが目立つようになる原因は、

加齢による「肌のハリを支える成分の減少」
加齢や無表情による「表情筋の衰え」
のように、加齢が深く関係しているため40~50代になると悩む方が増えます。

顔,しわ,改善
真皮ジワ以外のシワの原因は?
乾燥小ジワや表情ジワの原因は、

乾燥小ジワ
…保湿不足、摩擦や紫外線などの刺激による乾燥
表情ジワ
… 表情の癖によるシワの定着
で、それぞれ効果的な改善法が異なります。

乾燥ジワや表情ジワでお悩みなら、以下の別記事でご紹介していますのでぜひチェックしてくださいね。

▷乾燥小ジワにお悩みの方はこちら
「乾燥小ジワは消せる?目元の正しいスキンケア&化粧品での対策を解説」
▷表情ジワにお悩みの方はこちら
「おでこのシワの原因と対策|ハリのある額を取り戻す簡単セルフケア」

この記事では、真皮ジワのなかでも悩む方が多い、顔の2大シワである「目元のシワ」と「ほうれい線」の効果的な改善策をご紹介します。

2.顔の2大シワ①:目元のシワの改善策

目元は顔の他の場所に比べて皮膚が非常に薄く、シワができやすいデリケートな部位です。

そんな目元のシワを効果的に改善する方法を3つご紹介します。

目元のシワの改善策
目元のシワを防ぐ正しいスキンケア
目元の筋肉を鍛えるエクササイズ2選
目元のシワに効くおすすめ化粧品3選
では、順番に解説していきます。

それぞれ知らずにやってしまいがちなNGケアもご紹介しますので、いつものケアの見直しにも役立ててくださいね。

2-1.目元のシワを防ぐ正しいスキンケア
顔,しわ,改善
シワ対策で最も大切なのは「肌に余計な刺激を与えない」ことです。

特に目元は皮膚が非常に薄いため、ちょっとしたスキンケアの刺激がシワにつながってしまいます。

スキンケアではシワを増やさないために、次の2つのポイントを意識しましょう。

シワの悪化を防ぐスキンケアのポイント
①アイメイクはこすらず馴染ませながら落とす
…濃いめのアイメイクなら専用リムーバーや「ウォータープルーフメイクも落とせる」などの表記があるクレンジング料を使うと良い

②美容液やクリームは力が入らない薬指を使って塗る
…上下のまぶたに2点、目尻1点に置き、力が入りにくい薬指で皮膚を動かさずになじませる

スキンケアのどの工程でも「こすらずやさしく」を、心掛けてみてくださいね。

顔,しわ,改善
こんなNG習慣には要注意!
~目元のスキンケア編~
✖ シートタイプのメイク落としを使っている

メイク落としシートはクレンジングアイテムの中でも特に皮ふへの刺激や摩擦が強い。

✖ 目元のマッサージ

肌に摩擦がかかりやすいマッサージはシワを悪化させる可能性がある。

2-2.目元の筋肉を鍛えるエクササイズ2選
顔,しわ,改善
目元のシワは、目の周りを覆っている「眼輪筋(がんりんきん)」という筋肉と深く関係しています。

眼輪筋の筋力が、

加齢による筋力の低下
眼輪筋を使うことが少ない
などの要因で衰えてしまうと、目元がたるんでシワに・・・。

こうしたシワの改善におすすめの、眼輪筋エクササイズを2つご紹介します。

◆8の字エクササイズ

8の字を描くように眼球をゆっくり動かし、眼輪筋全体を鍛えるエクササイズです。

目線の動きにつられて頭が動いてしまわないよう、顔を正面に向けておくのがポイントです。

『回転方向を変えて、それぞれ5回ずつ』行いましょう。

◆下まぶたのエクササイズ

下まぶたに力を入れて、眼輪筋の下部分を鍛えるエクササイズです。

下まぶたを閉じる際、上まぶたがつられて動かないよう指で軽く押さえておくのがポイントです。

『片目ずつ、それぞれ5回』行いましょう。

顔,しわ,改善
こんなNG習慣には要注意!
~目元のエクササイズ編~
✖ 顔ごと動かしてしまっている

あくまで目元だけを動かすのがポイント。慣れるまでは顔を手で固定すると◎。

✖ しかめっ面をする癖がある

眉間に力を入れる癖は、おでこや眉間のシワを定着させるおそれがある。目元のエクササイズと併せて意識したい。

「ほうれい線が目立つ」「頬の位置が下がってきた」「縦に広がった毛穴がある」。そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。これらのお悩みは年齢とともに起きやすくなる肌のたるみが原因になっていると考えられます。 また、たるみ対策は今までと同じスキンケア方法で大丈夫なのかと気になる人も多いことでしょう。そこで今回は、たるみの原因とその対策の基本とともに、毎日ちょっとずつ取り入れられる「たるみ改善」のポイントとスキンケア法を紹介します。

たるみの原因とは?

肌はなぜたるんでしまうのでしょう? 肌は表面から表皮、真皮、皮下組織の大きく3つの部位で構成されています。表皮は一番外側にある部分で、細胞が生まれ変わり上に押し上げられ、角質となっていくことが知られています。

さて、たるみの原因はどこに隠されているのでしょう。それは、表皮の下にある真皮にあります。肌のハリはコラーゲン、弾力はエラスチンという繊維がもたらしています。これら2つの量が少なくなったり、機能が低下したりしてしまうと肌は弾力を失い、たるみの元となってしまいます。そのため、コラーゲンとエラスチンのバランスを保つことはたるみの改善に欠かせません。
また弾力は、筋力の衰え、乾燥や紫外線によっても加速してしまいます。特に乾燥が進むとバリア機能が低下してしまい、肌がダメージを受けやすくなるので注意が必要です。また、紫外線の中でもUV-AはUV-Bに比べて波長が長いため、肌の奥まで到達してシワやたるみの原因をつくります。この現象は「光老化」と呼ばれ、症状は長年にわたり紫外線を浴び続けたダメージの蓄積から現れます。蓄積は乳幼児期からじわじわと始まっており、30代になるとほとんどの人に現われます。

たるみ対策に必要なスキンケア

たるみの原因のひとつである「年齢」はどうしても巻き戻すことができません。でも、スキンケアは毎日の積み重ねで今からでも始めることができます。たるみ対策専用の化粧品を使ったスキンケアも大切ですが、基本的な保湿やUV対策を見直すことで肌の土台づくりにつながります。

また、たるみを改善するためのスキンケアの第一歩に化粧水選びは欠かせません。肌をみずみずしく保つための「保水」を行うことで、次の「保湿」が行いやすくなるためです。
そのため、化粧水を選ぶ際にはたるみに特化したものを選ぶことはもちろん、保水をしっかりと行えるかどうかにも着目しましょう。

美容液やクリームもたるみの改善には大切な要素です。こちらも化粧水同様でピンポイントにたるみやハリを与えるタイプを選ぶか、保湿に特化したものを選びましょう。コラーゲンやエラスチン配合のクリームはハリを与える作用、ヒアルロン酸には保湿作用があります。どれを選んで良いか分からないという方は、保湿を重視したクリームで構いません。

また、目元のたるみが進んでしまうと、まぶたが重くなり目を覆ってしまうことにもつながります。これでは目が小さく見えてしまい、美容面でもマイナスとなってしまいます。目元のたるみの改善には、目元専用クリームやアイクリームを使用するようにしましょう。

実際に触ると分かるとおり、目元は頬など顔の他の部位と比べて皮膚が薄く、摩擦や乾燥、まばたきによりダメージを受けやすい部分のひとつです。「ケアが面倒」「専用クリームが割高」と、お手入れを続けられるか心配という人もいると思いますが、頬などの他の皮膚と違うことを理解して追加ケアすることをおすすめします。
そして、忘れてはならないのがUVケアです。UVケアは日焼けやシミを防ぐ役割だけではなく「光老化」の対策としても必要です。特に、UVAを抑える作用のある SPFの横に+(プラス)がついているかどうかをチェックしましょう。例えば、SPF50++++であれば、+の数だけUVAを抑えるチカラが強いことになります。通常の日本の化粧品であれば心配ありませんが、海外製品の中にはUVA対策の基準が甘いものもあるため注意が必要です。
さらに、UVAは冬でも降り注いでいるため、1年中のUVケアが必要です。窓ガラスもすり抜けるので、季節を問わず、自宅で家事を行う時にもケアすることが非常に大切です。たるみ対策のUVケアは、単なる日焼け対策のUVケアだけではなく「光老化」の元となるUVAに着目する必要があります。

簡単マッサージ&エクササイズでたるみ改善

年齢を重ねることで感じやすくなる筋力の衰えはからだだけではありません。顔の筋肉にも影響があらわれ、たるみの元となってしまいます。健康づくりには定期的な運動が欠かせませんが、顔の運動を行っている人は実際少ないのではないでしょうか。そこで実践したいのが、顔の筋肉を動かすエクササイズです。お風呂上がりなどのリラックスタイムに手軽に行えるエクササイズを続けることで、マイナス5歳肌を目指してみませんか。

気になるたるみに! 簡単3ステップのエクササイズ

左右の耳たぶ、耳の後ろ、耳、耳の周りをよくもみほぐす
「イ」「オ」の時の口の形を10回
唇を閉じてグルグルと5回まわす、反対回りも同様に
エクササイズはお風呂上がりなど、夜のスキンケアが終わった後がオススメです。余裕がある人は朝晩2回行うと効果がさらにアップします。
それぞれ簡単な動きですが、1.で耳の周りの筋肉と頭皮と後頭部の筋肉をほぐしてたるみを改善します。2.では、口の周りの筋肉を鍛えてたるみによるほうれい線の対策に。3.では頬の筋肉を引き上げ、縦に広がった毛穴と頬全体を引き締め、たるみ改善に働きかけます。

まとめ
50代以降に感じる肌のたるみには個人差がありますが、年々気になってしまうものです。たるみ改善のためには、外側(スキンケア)からのケアだけでなく、内側(エクササイズ)も行うことで効果がアップします。また、たるむ前に予防という意識を持って早めのケアも大切です。まだまだ大丈夫という方も、すでに気になっているという方もたるみ改善のためのスキンケアをしっかり行い、いつまでも若々しい肌を目指しましょう。
きょうからたるみを改善するための簡単ケアを、さっそく取り入れてみませんか。

シミの原因・注意することはこの4つ紫外線を防ぎましょう!

紫外線には、浴びると体内でビタミンDを作ってくれる効果もあります。ですが、、1日に15分浴びるだけで必要な量を得られるので、それ以上の紫外線摂取はお肌に害なだけ!

日傘をさしていても、実は地面から反射される紫外線の方が恐ろしいので、日焼け止めも塗るのがベター。

洗顔や強いマッサージなどによる摩擦も意外と大敵!
メイクが落ちにくい!毛穴の黒ずみに効きそう!そう思って、クレンジングや洗顔のとき一生懸命擦っていませんか?

実はそれもNGなんです!お肌は摩擦が大キライ!!たくさん擦られた箇所の皮膚が奥底で「シミを作らないと細胞が破壊されちゃう!」と危険信号を出し、シミの原因となるのです。

ニキビ跡も放置するとシミの原因に。。。
悩まされる人が多い、シミの原因の一つでもあるのがコレ!

小さくて一見シミに見えませんが、段々濃くなっていくので、ホクロと同じようになっていってしまうんです…!

ニキビを潰したり、同じところに繰り返しニキビができてしまうと、摩擦のとき同様、皮膚が危険信号を出してシミを作ってしまうのです。

ストレスや睡眠不足による、ホルモンバランスの乱れ
ストレス以外にも、睡眠不足でもホルモンバランスは乱れてしまいます。

そもそも、ホルモンバランスが乱れるとは、女性ホルモンの分泌量が正常ではない状態。(正常な例が、生理が28日周期できっちり来るなどです。)

睡眠不足になると脳と体がストレスを感じ、ホルモンバランスが崩れ、異常を察した細胞がシミを作ろうと頑張ってしまうのです!

美肌のためには規則正しい生活と良質な睡眠を心がけたいですね♡

白く透き通る、輝くような素肌は女性の永遠の憧れです。しかし、そんな女心とは裏腹に、お肌は衰え、気づいたらシミができていたなんてこともあります。また、シミに気づいても、「なかなか薄くならない」、「また、別なシミが出てきた!」とお嘆きの方も多いのではないでしょうか。シミはまさに女の敵!悩みが尽きることはありません。
今回は、そんな悩めるあなたに、くり返さないための本気のシミ対策について、ご紹介します。最後の体質改善まで、しっかりと読んでくださいね。

シミ対策 「皮膚は内臓の鏡!」スキンケアより内面美容
シミに限らず、ニキビ、シワ、クマ、くすみ、乾燥など、お肌の悩みはたくさんありますが、これらを“肌だけの問題”だと勘違いしていませんか?スキンケアをいくら頑張っても良くならない・・・そんなあなたの原因はカラダの内側にあるかもしれません。

昔から漢方では“皮膚は内臓の鏡”と言われ、肌トラブルの主な原因は肌表面ではなく、内臓、つまり、カラダの内側にあると考えられてきました。肌表面だけのスキンケアでは、いわば、対症療法そのもの。原因を取り除かなければ、トラブルはくり返されます。

本当に必要なのは、カラダの内側から原因を取り除く治療法。トラブルをくり返さない美しく健康な素肌を手に入れるためには、スキンケアではなく内面美容が必要不可欠なのです。

まずは、あなたがシミのできやすい体質かチェック!
以下の項目にあなた自身がどのくらい該当するか、チェックしてみましょう。該当個数が多いほど、シミができやすい体質と考えられます。

☐しみやそばかすが気になる
☐あざができやすい
☐オイリー肌だ
☐吹き出物ができやすい
☐足先は冷えて顔はのぼせる
☐首や肩がこる
☐脚の静脈が目立つ
☐生理血に塊が出る
☐生理痛がひどい・生理不順
☐舌や唇、歯茎の色が紫色

その不調、体質が原因かも!体質診断「クラシエの漢方診断」
漢方の考えで体質を6つタイプに分類。質問に答えると、自分の体質がわかり、体質別のなりやすい症状や改善のアドバイスが受けられます。

諸悪の根源は血の滞り!?シミをくり返す「瘀血(おけつ)」体質とは
漢方では“カラダの全体に栄養を与え、老廃物を回収するもの”を「血(けつ)」といいます。シミはカラダの内側に主な原因がある肌トラブルのひとつで、漢方では、“血の巡りが滞ること”が大きく関わっていると考えられています。

漢方では、血の巡りが滞る体質を「瘀血体質」と呼んでいます。

血がカラダの隅々まで巡ることで、全身にくまなく栄養が届けられ、その栄養をもとにカラダに必要なありとあらゆるものが作られると考えられてきました。

肌も同様で、血がしっかり巡ることで栄養が安定供給され、新しい元気な細胞を作ることができ、そのお陰で肌の生まれ変わりであるターンオーバーも正常化し、健康で美しい肌を保つことができます。

もし、この血の巡りが滞ると、カラダの末端にある肌には、特に届きにくくなります。肌の栄養が不足し、ターンオーバーは遅くなります。

本来であれば、できてしまったシミは、ターンオーバーにより肌表面へ押し上げられ古い角質と共に剥がれ落ちることで新しいキレイな肌へと生まれ変わるのですが、血の巡りが滞るとそれもうまくいかなくなり、シミが沈着する原因となります。

また、血は同時に、全身を巡りながらカラダのあちこちに溜まった不要な老廃物を回収する役割も果たしていると考えられています。

シミの原因になる黒色色素であるメラニンも、血によって排泄されることでシミになるのを防いでいるのですが、血の巡りが滞るとそうはいきません。肌にメラニンが蓄積しやすくなり、シミを作る原因になってしまうのです。シミ対策には「瘀血体質」を改善することがとても大切という訳なのです。

シミだけじゃない!瘀血体質が引き起こすカラダトラブル
瘀血体質は、シミだけではなく、にきびや肌荒れなどの他の肌トラブルを引き起こす原因にもなります。また、それだけではなく、チェック項目のように、漢方では瘀血体質を放っておくと、頭痛や肩こり、冷えなど女性の代表的な悩みや、生理痛や生理不順、更年期症状など婦人科系疾患にもなりやすくなると考えられています。

シミにさよなら!鍵は瘀血体質を改善してターンオーバーUP!
シミをくり返さない、そしてさらなるトラブルを予防する意味でも、まずは滞った血の巡りを良くして瘀血体質を改善することが必要不可欠です。

瘀血体質は運動不足や食生活の乱れ、ストレス、冷え、むくみ、加齢など、日常のさまざまな生活要因でなりやすい体質のため、気づかないうちにどんどん悪くなっているケースも。

まずは、その原因となっている生活要因を見直すことが大切です。真の原因はあなたの生活の中に潜んでいるかもしれません。

生活見直しポイント1:食生活を見直しましょう!
瘀血体質の原因で多いのが食生活です。動物性たんぱく質や揚げ物など脂っこいものの食べ過ぎなど、食生活の乱れは血の巡りを悪くすると言われています。これらは控えめにし、血の巡りをサポートする食べものや、血の酸化を予防する抗酸化力のある食べものをしっかり食べるように心掛けましょう。
≪血の巡りをサポートする食べもの≫
オクラ クレソン ししとう たまねぎ チンゲン菜 つるむらさき
なす 菜の花 にら みょうが カカオ 酢 紅麹
ターメリック サフラン 紅花など
参考:国立北京中医薬大学日本校監修「現代の食卓に生かす「食物性味表」」

生活見直しポイント2:下半身の運動を心掛けましょう!
筋肉を動かすことで血流は促進されます。特に「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎの運動は全身の血流を促し、瘀血体質の改善を後押しします。マッサージやストレッチ、ウォーキングなど無理のない範囲で毎日続けましょう。

生活見直しポイント3:カラダを冷やさない!
冷えは血流の敵です。特に下半身の冷えには要注意!日頃からカラダを冷やさないように心掛けましょう。慢性的に冷え症で悩んでいる方は漢方での改善もおすすめです。

生活見直しポイント4:ストレスを発散しましょう!
意外かもしれませんが、ストレスも瘀血体質の原因になります。漢方ではストレスにより気の巡りが悪くなると血の巡りも悪くなると考えています。ストレスを溜めすぎないよう、適度に発散しましょう。

カラダの中からキレイになる!シミ改善におすすめの漢方薬「桂枝茯苓丸料加薏苡仁」
生活を見直ポイントに漢方薬をプラスすることはとても有効です。頑固なシミには、漢方薬でカラダの中からしっかり改善しましょう。シミにおすすめの漢方薬は、「
桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)」。

血の巡りを良くすることで有名な「桂枝茯苓丸」に、肌荒れなどによく使われる「薏苡仁」が配合されたシミに効果のある漢方薬です。滞った血の巡りを良くし、肌のターンオーバーを整えるだけでなく、女性にとって、とても頼もしい漢方薬です。お肌の生まれ変わりを助け、シミをカラダの中からしっかり改善してくれます。

ミは、いつの間にかできているもの。シミはどのようにしてできるのか、その原因とメカニズムについて、詳しくご紹介します!

■シミの原因
シミは、次のような原因で増加します。

■紫外線
紫外線を多く浴びるとメラニン色素が過剰に生成されてシミが起こりやすくなる傾向があります。日中に外出することが多い方は日焼け止めや日傘、帽子で紫外線対策をしましょう。

■生活習慣の乱れ
睡眠不足、栄養不足、運動不足、飲酒や喫煙など生活習慣が乱れているとターンオーバーも乱れ、メラニン色素の排出が遅れてしまうため、シミのリスクが上がります。

■ストレス
仕事や家事、育児、環境の変化、人間関係の問題など、ストレスの原因はさまざま。ストレスがホルモンバランスを崩すことでターンオーバーが乱れ、シミのリスクを高めます。

■間違ったお手入れや肌への摩擦
たとえばクレンジングしながら強くマッサージしたり、コットンを使って強くパッティングしたりしてしまうと、肌をこすってしまいシミの原因を作りやすくなります。

■シミのメカニズム
通常、シミのもととなるメラニン色素は、肌のターンオーバーという肌の生まれ変わりの仕組みによって自然に排出されます。しかし、加齢、不規則な生活やストレス、喫煙や飲酒などの影響でターンオーバーが乱れると、肌の奥にメラニン色素が蓄積してしまい、シミになってしまうのです。

消えやすいシミは、ターンオーバーによってメラニンが自然に排出されることが特徴。一方、消えにくいシミは、肌の土台にできた穴にメラニン色素を生成するメラノサイトが落下し、メラニン色素が排出されにくくなっていることも。

シミは、一度できるとなかなか消えません。そのため、ふだんのお手入れでシミを予防することが最も大切! 次のようなケアを習慣づければ、シミができにくくなります。

■日焼け止めをしっかり塗る
日焼け止めには、シミの原因となる紫外線をカットし、結果的にメラニン色素の過剰な生成を抑える効果が期待できます。日焼け止めは、SPFとPAの値に注目して、シーンにあわせて選ぶことがポイント! SPFは、肌の表面にダメージを与えてシミを引き起こすUV-Bから肌を守る効果の長さを示しています。一方PAは、肌の奥へと侵入し、シワや肌のハリ不足を引き起こすUV-Aから肌を守る効果の高さを示しています。

SPFの数値に20分をかけると、UV-Bによって肌に炎症が起こる時間を引き延ばせる時間を算出できます。例えば、SPF30なら20分×30=600分。ただし、日焼け止めは汗などで流れてしまうので、こまめに塗りなおすことが大切!

PAは、+の数が4に近いほどUV-Aの防止効果が高くなります。日常使いでは、SPF20~30、PA++~+++、真夏のスポーツやレジャーでは、SPF30~50、PA+++~++++のものがおすすめ。

■基本のスキンケアを怠らない
スキンケア不足は、肌の乾燥を招きます。肌が乾燥すると、紫外線や摩擦などに対するバリア機能が低下し、シミのリスクも上がります。またうるおいに満ちた肌は透明感を演出し、見た目の印象も変えます。化粧水や乳液、クリームでしっかり保湿ケアをしましょう。

また、医薬部外品の美白有効成分を含む化粧水や美容液でのケアも大切。新たなシミができないようしっかり予防しましょう。

■正しい生活習慣で肌をトーンアップ
生活習慣を整えることで、肌のターンオーバーのサイクルが正常化して、メラニン色素の排出が促されます。良質な睡眠、栄養バランスのとれた食生活、適度な運動、喫煙や飲酒を控える、ストレス解消などを心がけると◎。

特に、良質な睡眠をとるために、寝る直前の食事やスマホの閲覧などは避けることも大事です。毎日の積み重ねがシミ予防につながります。

ミを作らせないスキンケアを取り入れることが美肌を守る秘訣。多くの女性が悩みがちなシミ対策には、ファンケルのスキンケアがおすすめです。その理由を詳しくご紹介します!

■居座りジミのケアに着目したファンケルの「ホワイトニング」
「最近、シミが消えにくくなった・・・」、「肌がくすんでいるように見える」といった悩みは、居座りジミが原因かもしれません。居座りジミとは、肌の土台にできた落とし穴にメラノサイトが落下し、肌の表面までの距離が遠くなることでメラニン色素が排出されにくくなったもの。

ファンケルの「ホワイトニング」は、居座りジミに着目。
「サクラ葉エキス」を配合し、うるおいで肌を満たして守ることで居座りジミにアプローチします。また美白効果が高い成分「ビタミンC」の働きを最大限に引き出す「アクティブビタミンCα」も配合。一般的に酸化しやすいビタミンCをいち早く吸収し、美白成分を安定して肌に届けます。